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March 16, 2009

Nina Simone

Ns

先日、横浜のBarで客のリクエストで十数年ぶりに聴いたニーナシモン。初めて聴いたのはたぶん80年代前半の頃。まだ街に貸レコード屋さんがあった時代。世界の音楽に飢えていた時代に、今のようにまだインターネットのない時代、センスのいいレコード屋を探しては聴いていた。。当時学生で広尾でバイトしていた頃に通った店はユーロ系ビートが流行りだした頃。貸レコード屋はけっこう街によって趣が異なっていた。よく通ったのは代々木と先の広尾、渋谷、そして大井町(笑、地元ということで)。代々木の店ではReggaeのレコードが多く、ルーツ系中心に当時日本に入ってきていたほとんどのアーティストを聴いていた。20代前半、若気の至り真っ只中(笑)その頃に初めてその影響から?初めての海外旅行ジャマイカへも行った。その幾つか通っていたレコードやの中で、やはり黒人系音楽に惹かれてジャケ借り(ジャケ買いではない、笑)したのがNina Simoneの“Baltimore”だった。ツヤがありバネがある歌声にすぐ惹かれていった。中でもアルバムタイトルの“Baltimore”は格別な世界観を当時の20代前半の半熟にも行かない人間にも何か心に響くものを感じた。

そして先日、横浜のMINTON HOUSEで久しぶりに彼女の歌声を聴いた。しばらくしてリクエストした人が帰り際に私のところに来て、彼女への熱い想いを短い時間だったけど話をしてくれた。何年か前か忘れたけどNina Simoneが来日した時に行ったらしい。で、つい興奮してステージに上がって警備員に引きずり出されたと、今となっては伝説的な話しを、穏やかな表情で語ってくれた。どこか分かる気がする。彼女の唄はそれさえも許してしまう(自分で自分を)ような世界観を持っている。自分と向き合い闘い抜いた上でのやさしさをきっと持っているのだ(警備員は恐かったと思うけど、笑)。もちろん会ったことはないけれど、彼女の歌声を聴いていると、(大袈裟だけど)現代の日常的悩み事などはとてもちっちゃく感じてしまう。彼女の生まれ育った時代や境遇、受けた偏見とか、確かにそういうこともあると思うけど、その人の才能、それを認め合う見出す出会いや環境。実はそれが一番影響あることなのかな。。人の目がその人を表すように、彼女の歌声がその全てを表しているんじゃないかな〜、って改めて感じる、ここ最近の夜でした。。

先日同時に残念ながら2003年に乳癌で亡くなったと知った…。

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March 16, 2009 in 音楽 |

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